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化城宝処の譬え

皆様、こんにちは。

今日は、冷たい雨が降っていますね…

運転や体調に気をつけて下さいね。

今回は、お釈迦さまのたとえ話「化城宝処の譬え」をご紹介させていただきます。

”長く険しく非常に困難な道を、宝物を探して旅をしている一行がありました。一行の中には、疲れてしまったり、この道は恐ろしくてもう行きたくないと言うものが出てきました。そこで、リーダーは、ひとつの大きな城を幻としてあらわしました。一行は、その城で休息して疲れを癒しました。それを見計らってリーダーは、その幻を消して一行を励まし、宝物のある場所へと導き続けました。”この話の長くて険しい道とは、人生という旅の途中にある人々の心境です。時には疲れてしまったり、迷いが生じたりします。そこで、お釈迦さまは、時には嬉しいことを方便として出し、こころに安心を与え導いてくれています。どんなときも、その状況に振り回されることなく、平穏な心でいることが大切だということでしょうか…

それでは、これからの時間も、心穏やかにお過ごし下さい。     川上