· 

「お釈迦様のたとえ話・目の不自由な人と提灯」

皆様、こんにちは。

暑さも少し和らぎ、風が心地いい日になりましたね…

今回は、「お釈迦様のたとえ話・目の不自由な人と提灯」について…

インドにネルーという目の不自由な人がいました。ネルーは、久しぶりに友人のナンダを訪ねました。つもる話に花を咲かせ、ふと気づくと外は真っ暗な夜になっていました。慌てて帰ろうとするネルーに、ナンダは「夜道は危ないから」と提灯を持たせてくれようとしました。するとネルーは「目の不自由な私に提灯は要るわけがない。悪い冗談はよしてくれ」と怒りました。するとナンダは「あなたには要らなくても相手の人がぶつかってくると危ないから持って行きなさい。」その言葉にネルーは納得し、提灯を持って帰りました。

この話は、たとえ自分には不要なものでも、相手には必要な場合もあり、相手の側に立って考えることが大切だと教えてくれています。それは物だけでなく、言葉や笑顔もそうではないでしょうか…

この話を読んで、相手の気持ちを考えられる私になりたいと思う今日この頃です。

それでは遅くなりましたが、これからの時間も体調に気を付けて、穏やかにお過ごし下さい。 川上