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「お釈迦様のたとえ話・黒白二鼠の話」

皆様、こんにちは。

昨夜は、どしゃぶりの雨でしたが、今日は、青空が広がっていて気持ちがいいです。

今日は、「お釈迦様のたとえ話・黒白二鼠(こくびゃくにそ)の譬え」について…

昔、一人の旅人が広い野原を歩いていると、後ろから悪象が追いかけてきました。周りを見渡しても身を隠すところがありません。

木の根が垂れている、カラ井戸を見つけ、木の根を伝って古井戸の中に身をひそめました。ほっとするのも束の間、目の前に黒と白のネズミが出てきて、かわるがわる木の根をかじり始めました。下を見ると古井戸の底では大蛇が口を開け、男の落ちてくるのを待ち受けています。このままでは確実に細い根はちぎれて、大蛇に食べられます。男は恐怖に身を震わせます。そして、木の根にはミツバチの巣があり、やがてその巣から甘い蜜が五滴、口の中に落ちてきました。その甘い蜜に心を奪われ、もっと甘い蜜を舐めたいと、今にも切れそうな木の根を揺さぶりはじめ、やがては野火がこの木を焼こうとしています。

ここに出てくる旅人は、私たち人間・広い野原は、私達の永い迷いの喩え・象は無常・井戸は人生・木の根は寿命・黒白二匹のネズミは昼夜を喩え、命の終わりが徐々に近づいていることを示し、五滴の蜜は五欲・ハチは邪な思い・火は老病・大蛇は死を喩えているそうです。

ということで、人生の旅の途中の私は、少しでも穏やかな心で過ごしたいと思う今日この頃です。

それでは遅くなりましたが、これからの時間も体調に気を付けてお過ごし下さい。

今日もよろしくお願いします。    川上