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「焼香の仕方と線香の本数」

皆様、こんにちは。

今朝は、少し肌寒かったですね。そしてまた、1週間の始まりです…体調に気を付けつつお過ごし下さい。

今日は、「各宗派の焼香の仕方と線香の本数」についてご紹介させて頂きます。

(真言宗)線香=3本立てる

右手親指と人差し指、中指の三本でお香を摘まみ左手を添えて額に押し頂き香炉へくべる。

これを3回繰り返す。3回とも同様に押し頂くか最初の1回だけ額に押し頂きます。

(天台宗)線香=3本立てる

右手親指と人差し指、中指の三本でお香を摘まみ左手を添えて額に押し頂き香炉へくべる。

特に定めはありませんが1回か3回が主流とのことです。

(日蓮宗・法華宗)線香=1又は3本立てる

右手親指と人差し指の二本でお香を摘まみ左手を添えて額に押し頂き香炉へくべる。これを3回くりかえす繰り返す。

(浄土宗)線香=1本立てるのが主流

右手親指と人差し指の三本でお香を摘まみ、その手のひらを1度上にして左手を添えて1回そのまま香炉へくべる。焼香の作法に決まりはないが、頂かなくてもよいが1回に心を込めて。

(浄土真宗本願寺派)線香=1本を2~3本に折って寝かせる

右手親指と人差し指、中指の三本でお香を摘まみ、1回そのまま香炉へくべる。(頂かない)

(真宗・大谷派)線香=1本を2~3本に折って寝かせる

右手親指と人差し指、中指の三本でお香を摘まみ、2回そのまま香炉へくべる。(頂かない)

(真宗・高田派)線香=1本を2~3本に折って寝かせる

右手親指と人差し指、中指の三本でお香を摘まみ、3回そのまま香炉へくべる。(頂かない)

(曹洞宗)線香=1本立てる

右手親指と人差し指、中指の三本でお香を摘まみ、1回目は左手を添えて額に押し頂き香炉へくべる(主香)2回目は右手親指と人差し指、中指の三本でお香を摘まみ、左手を添えず頂かずに、そのまま香炉へくべる。これを(従香)といいます。

(臨済宗)線香=1本立てる

右手親指と人差し指、中指の三本でお香を摘まみ、1回そのまま香炉へくべる。頂くか頂かないかは決まりがなく、1回に心を込めて香炉へくべるとのこと。

お焼香の仕方は様々ですが、ご自身の宗派の仕方でお参り下さい。

それでは、、穏やかな一日をお過ごし下さい午後もよろしくお願いします。  川上