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「諸行無常」

皆様、こんにちは。

明日からは、少し気温が下がるようですが、今日も暑いですね…体力消耗と、体調に気を付けてお過ごし下さい。

今回は、お釈迦様が教えられた「諸行無常」についてご紹介させて頂きます。

”平家物語”の冒頭に、「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」とあります。ここに出ている「諸行」とは、この世の全てのもの…パソコン・スマホ・洋服・家族や恋人や友人との関係、自分自身の心も肉体も、全てのものです。

「無常」とは、常がない、続かないということです…今の状態が、いつまでも、ずっとそのまま変わらずに続いていくことはありません。少しずつ変わるか、急激に変化するかの違いはあっても、変わり続けています。

大切に思う心や、愛する気持ちが強いほど、失った悲しみは深刻になります。ですから、”無常を観ずるは、菩提心の一(はじめ)なり”=いつまでも変わらない事はない・すべて移り変わっていくことを見つめることが、幸せになる第一歩ということだそうです。それでは、遅くなりましたが、これからの時間も穏やかにお過ごし下さい。  

今日も、ありがとうございます。    川上