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「47都道府県別・葬儀の風習」其の7

皆様、おはようございます。

今朝は、青空が広がって気持ちがいいですが、

お昼近くには気温も上がりそうなので、体調や水分補給には気を付けて下さいね。

今回も、「47都道府県別・葬儀の風習」其の7をご紹介させて頂きます。

*福岡県:近親者が通夜に参列する際に、香典の他に「通夜見舞い」という品物を用意し、遺族に渡す風習があるそうです。

*佐賀県:佐賀県の一部では、「枕団子」を49個作って故人に供えるそうです。四十九日(忌明け)まで故人が食べ物に困らないようにという思いから始まったそうです。

*長崎県:一部地域では、故人の衣服を裏返しにして、7日間水をかけ常に濡れた状態にしてつるしておく風習があるそうです。これを「水かけぎもん」「逆さぎもん」と呼ぶそうです。

*熊本県:出棺時に、故人の愛用していた茶碗を割るという風習(茶碗割り)が広く見られるそうです。

大分県:一部地域では、出棺の際に近親者で棺を担ぎ、3回まわすというしきたりがあるそうです。これは「三度回し」「棺まわし」などと呼ばれます。

*宮崎県:故人の近隣住人がお菓子を持ち寄って参列者に配り、持ち帰ってもらう「目覚まし」と呼ばれる風習があるそうです。また、お米を持ち寄って炊き、おにぎりにして持ち帰ってもらう地域もあるそうです。

*鹿児島県:一部地域では、納棺の際に焼酎で別れの杯を交わす風習があるそうです。故人に少量の焼酎を振りかけるそうです。

*沖縄:枕飾りに豚の三枚肉を供える風習があるそうです。また他県に比べて、棺は少し深く全長の短いものが使われるそうです。

今回で「47都道府県別・葬儀の風習」のご紹介も終わりました。この他にも色々な風習があると思いますが、その一部をご紹介させて頂きました。

所が変わっても、似たような風習が残っていたり、お別れのかたちは様々ですが、故人を想う優しい気持ちが溢れたお葬儀というのは、とても温かいと感じました。

それでは、穏やかな一日をお過ごし下さい。今日もよろしくお願いします。    川上