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「仏教・三毒の煩悩」

皆様、こんにちは。今日は、昨日より気温が低いので過ごしやすいですね。でも、午後からは雨になりそうです。足元、車の運転には気をつけて、水分補給もお忘れなく…

今回は、「仏教・三毒の煩悩」についてご紹介させて頂きます。”三毒の煩悩”…私達を煩わせ、悩ませるものが”貪欲(とんよく)”・”瞋恚(しんに)”・”愚痴(ぐち)”の3つ。これを「三毒の煩悩」といいます。そして、この3つの煩悩を表した言葉が「仏教の三毒」であり「貪・瞋・痴(とんじんち)」です。

*貪欲…欲のことです。なければないで欲しい。あったらあったでもっと欲しいという心。代表的な欲は5つあり、五欲と教えられています。

・食欲…食べたい、飲みたいという心

・財欲…1円でも多くお金が欲しいという心

・色欲…異性を求める心

・名誉欲…褒められたい、認められたい、嫌われたくないという心

・睡眠欲…眠たい、楽がしたいという心

どの欲も、求めればどこまでもきりがありません。

*瞋恚…怒りのことです。欲が妨げられると出てくる怒りの心。「怒りは無謀に始まり、後悔に終わる」と言われ、怒りの心のままに振る舞えば、周りも自分も傷つけて何一ついいことはありません。頭に血が上ると止められない、恐ろしい心です。

*愚痴…妬みや嫉み、恨みの心です。とても他人には言えないドロドロした心です。

ということで、穏やかな心で過ごしたいと思う今日この頃です。

遅くなりましたが、これからの時間も穏やかにお過ごし下さい。今日もよろしくお願いします。川上