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ロウソクを灯す意味

皆様、おはようございます。

今日は、雨が降っています。車の運転や足元には気をつけて下さいね。

今回は「ロウソクを灯す意味」についてご紹介させて頂きます。

ロウソクを灯すのには二つの意味があります。一つは、ロウソクの炎は”仏の智慧”を表します。ロウソクに火をつけるとその場がすぐに明るくなるように、その炎は私たちの心を明るく照らしてくれる”仏の智慧”です。ご仏前に灯すことによって、御本尊様が私たちの生きる道を、明るい”悟りの智慧”で照らしてくれているそうです。二つには、ロウソクは人間の一生に喩えられ、火をつけた時が生まれたとき、そして自らのロウを燃やし続け、やがて消える時がやって来る、寿命を終えた時です。無常の風が吹けば途中で消えることもある、この世の“無常を観ぜよ”とロウソクの炎は教えてくれているそうです。なかなか、無常を観ずるのは難しいですが…(お仏壇のロウソクは、お参りが終わったら火事の原因にもなるので消し忘れないようにしてください。)それでは、今日も穏やかな一日をお過ごし下さい。今日もよろしくお願いします。     川上