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三途の川・六文銭

皆様、おはようございます。

今日は、社会奉仕をされている方がいらっしゃったみたいで、寒い中お疲れ様でした。

これからの時間は、温かくしてお過ごし下さい。

今回は、前回の流れで「三途の川・六文銭」についてご紹介させて頂きます。

三途の川のほとりには、衣領樹(えりょうじゅ)という大樹があり、そこには奪衣婆(だつえば)と懸衣翁(けんえおう)という老夫婦の鬼が住んでいるそうです。

三途の川を渡る前に、奪衣婆に衣類をはぎ取られ、懸衣翁が衣領樹にその衣類をかけると、生前の罪の重さがわかるといわれ、その罪の重さによって三途の川のどこを渡るかが決められるれているそうです。しかし、後には六文銭を持っていれば衣類をはぎ取られることもなく、はしを渡って(または渡し船で)行けると考えられるようになったそうです。『ただお金があれば渡って行けるという考えではなく』、生前の罪を反省し、仏に帰依し、信心するという証に六文銭を納め、地獄に落とされることなく、三途の川を渡れるということらしいです。また、六道にいる六人の地蔵菩薩に渡すためとも伝えられています。

ということで、今日も一日、心穏やかに過ごせますように。今日も、よろしくお願いします。 川上