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死装束

皆様、おはようございます。

今朝は、暖かくて気持のいいお天気ですね。

今回は、「納棺」の時に故人にお着せする「死装束」についてご紹介させて頂きます。

死装束の衣装は宗派によって異なりますが、真宗を除く仏式なら、「経帷子(きょうかたびら)」をお着せします。手につける「手甲」、足につける「脚絆(きゃはん)」や「足袋」首からかける”六文銭”を入れた「頭陀袋(ずだぶくろ)」などがあります。真宗では、故人が旅をするとは言わないので、旅支度は必要ないと言われています。なので…生前好まれていた着物や洋服などを用意される方や、旅はしなくても「経帷子」を着る方もいらっしゃいます。また、故人が生前、白い生地で着物を縫い、ご自身の為に用意をされ、そのことをご家族に伝えていた方もいらっしゃいました。

せっかく用意をされていても、用意をされていることや置いてある場所をご家族に伝えていないと、故人のお気持ちが伝わらない場合があるので、気をつけた方がいいかもしれません。

明日からまた、雨が降るようです。晴れてる間にと、気忙しいかもしれませんが、体調には気をつけてお過ごし下さい。今日も、よろしくお願いします。         川上