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四十九日裁判とは

「四十九日裁判とは…」

皆様、こんにちは。昨日とは変わって、気温が低い日になりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

今日は「四十九日裁判」についてご紹介させて頂きます。

人が亡くなってからの四十九日間を、仏教では「中陰(ちゅういん)」と呼びます。初七日から七日ごとに裁判を受け、四十九日目に最後の裁判を受けて、お浄土に行けるかどうかが決まります。また、この日を”忌明け”といい、ご先祖様の仲間入りをします。

初七日:裁判官=秦広王(しんこうおう)~導く仏様=不動明王

二七日:裁判官=初江王(しょこうおう)~導く仏様=釈迦如来

三七日:裁判官=宋帝王(そうていおう)~導く仏様=文殊菩薩

四七日:裁判官=五官王(ごかんおう)~導く仏様=普賢菩薩

五七日:裁判官=閻魔王(えんまおう)~導く仏様=地蔵菩薩

六七日:裁判官=変成王(へんじょうおう)~導く仏様=弥勒菩薩

七七日:裁判官=泰山王(たいざんおう)~導く仏様=薬師如来

以上の七人の裁判官が七日ごとに裁きを行い、それぞれ司る仏様が、お浄土へと導いて下さるそうです。

(但し、宗旨・宗派によって異なります)

百か日からの仏様は、次回ご紹介させて頂きます。

今日は、冷える一日です。体調に気をつけてお過ごし下さい。     川上